育児系インフラエンジニアの雑記

通信系の会社で中規模のネットワーク設計・構築・保守しながら、二人の暴れん坊と日々格闘してます。

【資格取得】CCNAを一発合格した勉強法

これからインフラエンジニアを目指していきたい。すでにインフラエンジニアだが、スキルアップや会社の資格手当の為にCCNAを取得したいが、どんな勉強をしていけばいいの?未経験でも合格できるの?という方の為に、この記事を書いていきたいと思います。

 

まず、『CCNA』って何?

このページにたどり着いている時点で、知っているよとは言われそうですが、おさらい的な意味で。

シスコ社の認定資格の一種であり、インフラエンジニア(主にネットワーク)を目指す方の入門資格とも言える存在です。

(以前はCCENTが入門でしたが、統合されました。)

そもそもシスコ社以外のネットワーク機器もあるのに、なぜシスコのベンダー資格が入門なの?と疑問に思う方もいらっしゃるかと思いますが、ネットワーク機器でシスコと言えば、町でトヨタ車を見るレベルで、出会うベンダーのネットワーク機器です。

ネットワークのベンダー資格で言えば、YAMAHAのYCNEが最近新設はされていますが、やはりメジャーどころといえば、シスコ社のCCNAではないでしょうか。

 

 

 

 

1.はじめに

 

私の場合は、実務で触っていた上で受験しましたので、基礎的な部分は実機を触りながら理解していきましたが、今回は未経験の方でも一発で取得できる(座学のみ)ような勉強方法をご案内させていただければと思います。

 

 

2.勉強教材

 

勉強スタイルによって、基礎から勉強して模擬問題をやるか、模擬問題をやりながら不明な単語を調べていくやり方で変わってくると思うのですが、基本的に教材は同じです。 (ちなみに、私は後者です。)

まず、基礎的な部分を理解する為に、webサイト【3分間Networking】を一通り読んで基礎的な、知識や単語の意味などをふわっと覚えてください。

 

 

 

それでは、メイン教材ですが某オークションサイト(Yからはじまるやつ)で販売されている、CCNA問題集(PDF)を6000円ほどで購入します。(笑)

 

いきなりの怪しい教材ですが、本番によく似た雰囲気で550問ほどの良問揃いなのです!!

ただ、デメリットととして解説がなく、問題と解答のみなので、気になる単語やなぜこの解答なのかは、グーグル等で調べる必要があります。

また、そんな時の書籍として私はこれを使用していました。

 

シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集[対応試験]200-301 (EXAMPRESS) [ 林口 裕志 ]

価格:4,268円
(2022/10/9 15:22時点)
感想(4件)

 

個人的な感覚ですが最低でも3周以上すれば、実際の試験にチャレンジしても大丈夫だと思います。

 

後、内容をしっかり理解して受験したいという方は、【ping-t】であれば解説がしっかりあるWEB問題集となっています。

 

書籍の場合は、これ!通称【黒本】ですね。

徹底攻略Cisco CCNA問題集[200-301 CCNA]対応 [ 株式会社 ソキウス・ジャパン ]

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感想(3件)

 

3分間Networkingからすると1~2か月位、問題集だけであれば、2~4週間程度で受験・合格が期待できるレベルまでなっているかと思います。

※あくまで目安です。

 

もし、実機を使ったり、人から教えてもらいたいとかであれば、個人的にはwinスクールがオススメです。

 

 ↓        ↓        ↓

 

 

3.実際の試験について

 

試験の申込みについては、Ciscoアカウントの作成、ピアソンvueのCiscoアカウント作成と二つ作成する必要があります。

Ciscoアカウントについては、合格証の発行や、有効期限の確認、クレジット(後述します)を確認できます。ただ、受験後にトラッキングする必要があります。

 

受験料について、『税抜33,600円』です。はい、高いです。

税込だと36,960円です。一人暮らしの家賃と言われても不思議じゃないレベルですね。

 

もし、会社の制度などで研修を自由に受けれるなら、トレノケート社さんのバウチャー付き研修をオススメします。

問題集での勉強に加えておさらいもできるので一石二鳥です。

ただ、デメリットとして、8日間まるっと研修なので、なかなかのボリュームです。

 

 

受験当日、受験受付を済ませ着席してさぁ試験開始!という時に画面上には、アンケートが始まります。ここは、きちんと答えましょう。

これもテストの点数に加算されるとの噂も、、、。

ちなみに、同意文書へ同意しないを選択すると試験が終了(不合格)になりますのでご注意ください。

 

 

合格点について、噂程度ですが、8割正解していれば、合格はできると思います。

最近は、合格点の表記はなくなり、各項目何%の正解率かだけになってます。

 

※クレジットについて

シスコの資格には、有効期限があります。(3年)更新するには、3年以内に上位資格または、同じ資格試験に合格する必要がありますが、他にも資格を更新する方法があります。それが、クレジットです。

シスコ社が認定しているトレーニング(研修)を受講し、受講したことをCiscoアカウントから紐付けすれば、クレジットを取得することができます。

CCNAなら30クレジット、CCNPなら80クレジットで更新できます。

 

 

(個人的には、無理して更新する必要もないかと思います。有効期限切れても、履歴書に記入することはできるので、、、)

 

 

4.最後に

 

近年、クラウド化が進みいきなりAWSなどから入ったという方もチラホラ耳にしますが、私としては、ネットワークの基礎のCCNA、サーバの基礎LPICを理解した上でAWSなどにチャレンジする方が良いのかなと勝手に思ったりします。(古い考え方なのかも・・・)ただ、どこからスタートするかよりも、インフラエンジニアへの第一歩として、ぜひCCNA取得目指して、チャレンジしてもらえればと思います。

CCENTが無くなった関係でCCNAの範囲が広くなっていますが、IPv6や無線関係、基本的なルーティング(プロトコルの優先度)辺りが中心かと思いますので、受験者の方は頑張って下さい!

 

CCNP用のも先月発売されていたようです!

勉強がてら、そのうち買ってみようかな

 ↓はコア試験用

シスコ技術者認定教科書 CCNP Enterprise 完全合格テキスト&問題集 [対応試験]コア試験ENCOR(350-401) [ 林口 裕志 ]

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感想(0件)

↓がコンセントレーション試験用です。

 

シスコ技術者認定教科書 CCNP Enterprise 完全合格テキスト&問題集 [対応試験]コンセントレーション試験 ENARSI(300-410) (EXAMPRESS) [ 林口 裕志 ]

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