育児系インフラエンジニアの雑記

通信系の会社で中規模のネットワーク設計・構築・保守しながら、二人の暴れん坊と日々格闘してます。

【資格】LPIC level1(101試験)に落ちてから合格した話と(102試験)に1発合格した話

これからインフラエンジニアを目指していきたい。すでにインフラエンジニアだが、スキルアップや会社の資格手当の為にLPICを取得していきたいけど、どんな勉強をしていけばいいの?未経験でも合格できるの?という方の為に、この記事を書いていきたいと思います。

まず、『LPIC』って何?

このページにたどり着いている時点で、知っているよとは言われそうですが、おさらい的な意味で。

Linux Professional InstituteLPIの認定資格の一種であり、インフラエンジニア(主にサーバ設計・構築)を目指す方の入門資格とも言える存在です。

最近はLinuC level1~3も出てきて、どっちの方がいいの?とのご質問もありますが、個人的には断然LPICです。というのも、内容はほぼ一緒なのに、日本独自かグローバルかの違いだけです。

LinuCのメリットとしては、試験の問題文がきちん読める位かと思います。LPICは時々変な日本語になっていることも・・・。

 

 

 

 

 

1.はじめに

 

私の場合は、基本DNSサーバの編集(vim)位しか触ったことはありません。なので、ほぼ未経験として、受験しました。

 

 

 

 

2.勉強教材

 

まず、不合格となった時の勉強方法です。ping-tさんで101試験の最強WEB問題集が無料だったので、こちらのみすべてコンボ状態(2回連続正解)にして、模擬問題を8割くらいの正解率になった時に受験しました。

結果は、390/800で「fail(不合格)」でした。

 

理由としては、解説もしっかり読んでるつもりでも、実際は問題文と解答を覚えてしまっている感じになったことと、ping-tさんの問題では、オプションを問う問題が多いですが、実際の試験はそこまで深くは問われなかったような気がします。

確かに、ping-tさんの最強問題集は勉強になるので、これからLinuxをじっくり時間をかけてしっかり理解していきたいという方にはいいかもしれません。

ただ、私はどちらかというと短期集中型というか、実践型なので、資格はあくまで資格手当やら転職の市場価値アップの為なので、勉強方法としてアンマッチでした。

 

 

さて、2度目のチャレンジですが、一度不合格になると7日間は再受験できません。というか、勉強をやり直すので、そんなにすぐ受けれない・・・。

不合格の傷心の中で色々調べるとスピマスだけで余裕でしたとの記事をよく見かけたので、物は試しと、購入して2週間ほど勉強しました。

そして、結果は・・・710/800で「pass(合格)」でした!!

はっきり言って、合格できるかではなく、満点取れるかの状態でした。

 

 

3.勉強方法

勉強方法についてですが、前述の「Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集 Version5.0対応」の重要度3と模擬問題のみを約5周しました。

 

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以上です。

 

 

問題数も最適化されて、コスパも最高でした。ただ、資格を取得するという一転においては最高の書籍だと思います。

 

4.102試験について

 

そのままスピマスだけで、102試験を受験し、610/800で「pass(合格)」しました!!

102試験については、少しひねった感じだったものの、合格はしているだろう位の手応えでした。

勉強方法については、前述の101試験時と同じ感じで2週間程度勉強しました。

点数は低いものの、101試験よりは楽しいというかイメージはしやすかったです。

ただ、他の方も書かれている通り、入力問題が101試験(2,3問程度)よりも多い

5~7問程度出題されていたので、ファイルパスやコマンドはしっかり覚えておきましょう。

 

5.試験について

試験の申込みについては、LPIアカウントの作成、ピアソンvueのLPIアカウント作成と二つ作成する必要があります。

LPIアカウントについては、合格証の発行や、有効期限の確認ができます。

 

受験料について、1つ『税抜15,000円』です。2つ受けないとlevel1認定じゃないので、2つで『税抜30,000円』です。

私の場合、楽天にてバウチャーがあるので、数百円安い+楽天ポイントの還元があるのでオススメですよ。

 

 

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6.さいごに

各試験有効期限?として5年が設定されています。5年過ぎるとin-activeとなり、過去の資格に合格したということになります。in-active状態だと、上位試験を受けることができない(またlevel1から受験)となりますので、上位資格を狙っているのであれば、期限内に上位試験へ挑戦しましょう。

また、言い訳かもしれませんが、ping-tさんのおかげでLinuxについての知識は間違いなくついたと言えます。知識としてしっかり自分の物にするならオススメですよ。

 

もし、会社の制度などで研修を自由に受けれるなら、トレノケート社さんのバウチャー付き研修をオススメします。

問題集での勉強に加えておさらいもできるので一石二鳥です。

4日間まるっと研修なので、時間に余裕がある時にでもおすすめです。